理事長の呟き

〜アンチエイジング医療に邁進する精神科医のひとり言〜

Vol.77

『そして・・・』

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ある朝の愛犬の散歩の途中の事でした。とあるお宅のお庭から何とも言えない上品な甘い香りが漂ってきて、そちらの方に近づきましたところ、とげとげした葉に白い小さな花が咲いていまして、まさにそこからの香りでした。葉の形状から“柊”ではないかと思いましたが、その場でググりましたところやはり柊の花の香りでした。柊はモクセイ科モクセイ属に分類されるそうで、それで金木犀をもう少し上品にしたような香りがしたのだと一人悦に入った12月初めの早朝のお話でございます。

そして12月に入って私のライフワークの1つでもあります『新語・流行語大賞』の予測は、前回のコラムでノーベル平和賞に敬意を表して『被団協』としたものの見事に外れてしまいました。そこで今年の初めにノミネートするのは確実であると早々に宣言しておりました『ふてほど』ですが、まさかの大賞を取るほどまでとは予測はしておりませんでした。そして年明けの箱根駅伝の中継の間は、日テレ以外は例年戦意喪失状態で前年の人気ドラマの再放送あたりをぶつけるという、まさに働き方改革を新年早々から実施しますので、ここにTBSは『ふてほど』をぶつけるのかと思いきや、こちらは年末の30日、31日に一挙放送のようです。

そしてこれまた年末の風物詩の1つでもあります、清水寺の貫主によって書き記される“今年の漢字”ですが、『金』が選ばれました。なんでもこれが5回目の選出だそうですが、今年はオリンピック・パラリンピックも開催されましたし、衆議院選挙の争点にもなりました裏金問題とか、未だに落としどころが見えてこない103万円の壁とか、確かに金にまつわる話題は多かったように思えます。それにしても大きく書かれた文字が“金”ではなくて“重”に見えたのは私だけではなかったようでして、なんでもあの書体は草書という書体で、将棋の駒の金にはあんな感じで記されていることも多いようです。藤井君はすぐに読めたかもしれませんが、そんなことも知らずに見ていたら「なんで“重”なんや?」と思いましたよね(笑)。

そして「お願いしますから是非とも会ってほしいです」と懇願しても、トランプ氏には「就任前には会えない」とあっさりと袖にされた石破首相でしたが、今月になってナント安倍昭恵未亡人がちゃっかりとトランプご夫妻との夕食会に出向くという、偉業を達成されてしまいました。安倍元首相との仲がそれほどであったのかどうかは伺い知れませんが、石破首相とすればちょっとメンツをつぶされた形には見えましたよね。でももうこうなれば思い切って安倍昭恵さんを外務大臣に抜擢した方が、対アメリカ関係はうまくいくのではないかと思いますが如何でしょうか?

そして大晦日の紅白歌合戦ですが、これは私の当初の予想通りで朝の連ドラの主題歌を歌う人は出場する(させられる?)運びと相成りました。元ジャニーズ事務所の人達は今回もご出演されない(したくない?)ご様子で、NHK側としては何としてでも視聴率の低下を阻止するべく、ありとあらゆる手段で出演者を決めていった感は否めません。南こうせつさんにイルカさんなんて、これはもう正直『生存確認』紅白歌合戦といっても過言ではない状態でしょう。ギリギリになってあのB’zまで引っ張り出したのですから、あとは中山美穂さんのトリビュートコーナーでも設けて、更に最後の隠し玉で中森明菜さんが出てくれたら制作側からすれば万々歳だと思います。そしてこれだけ万策を尽くしても視聴率低下ならもう紅白歌合戦なんてやめた方が良いでしょう。

そして年末最後のどさくさに紛れるような感じで元SMAPの中居正広氏の女性問題が報道されております。元ジャニーズ事務所がお達者であれば、このような報道は九分九厘闇の中に葬られて、表に出るようなことはなかったのかもしれませんが、そんな事も出来ない時代になってしまったと言うべきでしょう。下手をすると過日の松本人志氏の案件よりも深刻な問題になりそうな気もしますが、あとはSNSでどれだけ騒ぎ立てられるかによるのかも・・・。

そして2024年もいよいよ終わってしまいます。我々としましては1999年にクリニックを立ち上げまして、2回の移転を行い現在ではAGAのみならず様々なアンチエイジング医療に携わるクリニックへと進化して参りました。今思うと4半世紀なんてあっという間の事でございました。正直25年なんて本当にもつのかどうかさえ予測も出来ないような状況でスタートをしたことを覚えております。とはいえ何にせよ臨床医療の根幹は、患者さん対してきちんとした『手当て』を施すことでございます。

そして『手当て』とは読んで字のごとく、手を直接当てることで成り立つものです。昨今のオンライン診療も時と場合と状態によっては便利で必要な医療かと思いますが、最初からきちんと直接に対面もせず、手を当てることもなく、そのまま継続していくコスパ、タイパだけを追いかける医療には正直違和感を覚えてしまいます。

 

 

そして2025年には、またより一層新しい最先端のアンチエイジング医療を皆様にご提供できるよう、クリニックスタッフ一同は日々精進して参る所存でございます。ご期待のほど何卒宜しくお願い申し上げます。コロナ禍が明けてその間のインフルエンザに対する免疫力の低下が原因なのか、全国的にも数年ぶりに猛威を振るっておりますので、コラム読者の皆様方には年末に体調を崩されませんようくれぐれもご自愛頂きまして、どうぞ良いお年をお迎えください。

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