男性妊活 男性不妊検査の方法と手順

男性不妊を診断するための検査法はどのようなものがあるのでしょうか?詳しく解説していきます。検査前に知っておくと安心です。

男性不妊の検査方法とは

1年ほど妊活をして妊娠しない場合は「不妊」を考えて行動すべきです。検査は産婦人科や不妊治療専門病院でなくても可能であり、男性の妊活専門外来で気軽に受けることができます。

①精液検査

精液の量や濃度、形態、運動率、運動の質、また感染の有無など、精液を総合的な面から検討します。精液は、2日から7日の射精しない期間を設けた後に、用手法(マスターベーション)で全量を採取します。男性の精液性状は日に日に変動するため、仮に悪い結果が出た場合も、再度検査をして問題ないとされることもあります。

②泌尿器科的検査

精液検査で異常を認めた場合に行うのが泌尿器科的検査です。まずは、不妊症に関連する病気の既往の有無、勃起や射精など、現在の性生活の状況の確認、また、精巣(こう丸)などの外陰部の診察、精巣サイズの測定、男性不妊症の原因で最も多い精索静脈瘤の有無などを触診で行います。

③血液検査

血液検査により、男性ホルモン(テストステロン)や卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体化ホルモン(LH)、プロラクチン(PRL)などの量を測定します。 精巣の造精機能に異常があると、血中のテストステロンが低下し、FSHやLHが上昇します。FSH値に異常がある場合は造精機能障害、PRL値が高い場合は視床下部や下垂体疾患の可能性があるとされています。

検査できる病院について

少し前までは、男性不妊の検査は産婦人科や不妊治療専門医院でしか受けられないイメージが強く、なかなか気軽にチェックできないものでした。今では、不妊の男性専門クリニックや泌尿器科などの存在により、男性でも気軽に不妊の検査を受けられるようになりました。これまで、不妊の原因の約半分が男性にもあるされていながらも、その治療現場は婦人科が中心でした。しかし、こうした男性専門のクリニックの登場により、不妊でお悩みの男性がストレスを感じることなく検査や治療を受けられる環境が整ってきています。また、ご自身の妊娠力を知るための手段としてブライダルチェックというものもあります。結婚を控えた男性、遠くない将来に結婚の予定がある男性、すぐに子どもが欲しい男性に向けた妊娠力の調査になり、子どもができる体なのか、それともできにくい体質なのかなどを知ることができます。このように、今では気軽に不妊や妊娠力を検査できますので、なかなか妊娠しない…、すぐに子どもができるかな…などとお考えの方は検査を受けることをおすすめします。

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